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森の観察

森の観察・調査・研究

足尾鉱山跡地にどんな植物が根付くのか観察しました。

2022-11-12
 11月21日、足尾銅山の煙害により廃村となった旧松木村跡地。河川敷の砂地や赤土、湿地など、その土地に適した樹種を植え、草や苗木の生長や移り変わりを観察し「植物遷移」を調査する植樹地を観察してきました。
 気候変動による豪雨が河川を増水させ、河川敷の土砂を削り取っていきます。木を植えることで土壌の流出を抑えられる、また、荒廃地にどのような植物が根付き、生長するかを調査するために10月1日、2日に植樹が行われました。
 植樹後の苗木の様子を確認するために「りんねの森」の観察を行いました。
 苗木は冬に向かって葉を落としていますが、幼木ながらもモミジやサクラの紅葉を見ることができました。温室効果ガスの吸収源でもある木々たちが、春に芽吹くことを楽しみに、引き続き観察を行います。
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