緊急連絡先センターとは
私たちは2011年4月、労働者が住まいを確保し落ち着いて生活再建に取り組める環境を整えることを目的に「緊急連絡先センター」を開設しました。2008年の「リーマンショック」は、日本経済にも大きな影響を与え、企業では「派遣切り」が横行しました。同年暮れに開設された「年越し派遣村」では、多くの労働者の路頭に迷う姿が映し出されました。現代、労働者を取り巻く環境は厳しさを増し、貧富の差はより拡大し、超高齢化も進んでいます。加えて家族の絆も、社会とのつながりも薄れ「身近に頼れる人がいない」という人が多く存在します。私たちは、自立への第一歩は「住まいの確保である」と考えます。一人一人に寄り添い、より多くの皆さんが生活環境を整えるためのサポートを行います。
住まい確保のサポート
つながりのサポート
◆毎月、安否連絡をいただくことで、体調や近況の変化を確認します。
◆定期的なつながりで信頼関係を築き、うつや自死、孤独死等を防ぐ努力をします。
◆季刊紙「風船唐綿」を発行しています。季節の情報や契約者からの投稿等を掲載し、生活に彩りを提供しています。
家財のサポート
◆契約者が死亡した場合、住居に残された家具や衣類等の保管場所の提供を行います(貸主による法的手続き等が必要となります)。
◆貸主様の負担を少しでも軽減することで「住まいを貸しやすい社会」、働く皆様が「住まいを借りやすい社会」の実現につなげていくことを目指しています。
新型コロナウイルス感染対策
緊急連絡先センターでの感染対策
◆マスクの着用、手指消毒、検温をしています。
◆飛沫防止シートを設置しています。
◆定期的に換気をしています。
◆備品の消毒をしています。
ご来所される皆さまへのお願い
◆事前にご連絡ください。
◆発熱(37.5℃以上)や咳などの症状がある場合や体調が優れない場合は、ご来所をご遠慮いただいております。
◆入口で検温と手指消毒をしてください。マスクを着用してください。
◆「来所記録票」に氏名・住所・電話番号・健康状態等のご記入をお願いしています。
お問い合わせ先
一般財団法人 日本鉄道福祉事業協会
緊急連絡先センター
*受付時間:平日10:00~17:00
*TEL:03-3491-8106
*FAX:03-3491-8107