一般財団法人 日本鉄道福祉事業協会

　

　2023年１1月6日（月）～7日（火）、社会・労働関係資料センター連絡協議会（略「労働資料協」）第３8回総会及び研修会が京都労働者総合会館にて開催されました。総会には、全国から１7機関３5名（オンライン含む）が参加、事業・決算報告、事業計画・予算が、満場一致で採択、その後、参加された会員からそれぞれの機関での取り組み内容や近況報告が行われました。

　総会終了後、「立命館大学国際平和ミュージアム」で行われた研修では「本ミュージアムはこれまでの戦争に加担してきた大学の歴史を反省し、平和をめざすために設立した」と説明を受け、館内を見学しました。地下1階には、戦争の記憶と平和の歴史をたどる展示室、1階は、長野県上田市にある「無言館」の京都館である、関西地域の戦没画学生の作品を中心に展示された「無言館京都館　いのちの画室（アトリエ）」、2階は、國際平和メディア資料室として平和創造に関する書籍、映像資料が展示されていました。

　翌日は、「京都府立京都学・歴彩館」にて、京都に関する資料、古文書、労働組合の大会資料などを閲覧、「京都府庁　旧本庁舎」、「河上肇墓碑・京都解放戦士の碑」など を見学し、京都の地で社会進歩と革新、平和と民主主義を守るために献身的に活動してきた歴史を学びました。