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森の観察

森の観察・調査・研究

草に覆われた「観察の杜」に風がそよぎました。

2026-07-21
 7月21日(火)の足尾「松木郷」は晴れ。梅雨明けとなり10時には気温30℃を超えました。梅雨の雨と高温で「観察の森」では生長の遅い木や“ひこばえ”が草に覆われ(写真①)、放置すると猛暑で蒸されて枯れてしまいます。そのため幼木の周りの草を鎌で手刈りすることになりました。
 まずは草に覆われた赤土・湿地エリアに入りました。杜の中はむわっとします。熱中症に気を付けて、モミジやハクウンボクなど生長の遅い木の周りの草を刈り始めました(写真②)。
 湿地のカツラの木が密植されているエリアは3mを超えるほどに生長し、林床への日差しを遮っているので草刈りの手間が省けますが、他は適度に水分が補給されて草の生長も良く、カヤ類を刈るには力が必要です(写真③)。休憩して息を整えながら草刈りを進めました。
➀草に覆われる幼木
②猛暑の中で草刈り
④風通しが良くなった木々
 
 
 続いて、土壌改良地エリアに移動しました。ここは、柵の南側にヤシャブシの親木があり(写真④)、落とした種は柵の外では発芽せず、柵内で芽を出しています。引き抜けるものは根から取り除き、抜けないものは鎌で刈りました。
 体感温度は40℃を超え、ヤシャブシの木陰や砂地のヤマハンノキの木陰で休みを取りながら(写真⑤)の作業になりました。
 草を刈った杜には松木川上流から吹いてくる風が通り抜けていきます。
 気候変動は世界各地に被害をもたらし、命を落とされる方も出ています。日本も例外ではありません。気候危機下でいかに生きていくのか、暮らしの見直しを考えなければなりません。小さな力かもしれませんが(写真⑥)温室効果ガスを吸収し降雨を溜める森をスタッフの皆さんと力を合わせ育てていきます。
 
 
④土壌改良地横に生えるヤシャブシ
⑤生長が著しい砂地の木々
⑥木陰で涼むトンボ
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