森の観察・調査・研究
草木の競争が始まり、蜜を求める蝶が舞う観察の森
2025-06-01
気温25度を超える夏日が観測される6月。観察の森では、太陽の光を浴びた幼木が生長し、草も伸び始めて競争が始まりました。赤土・湿地の森ではサクラやモミジ、ヤマボウシ(写真➀)、カツラ、シナノキ、ハルニレ(写真②)など草に負けない大きさに生長しています。
土壌改良地の食害防止ネットに守られたサクラはネットの外に枝葉を伸ばす成長ぶり(写真③)です。
林床にはハルジオンが咲き、蜜を求める蝶(写真④)が飛び回っています。また、キジ(写真⑤、⑥)が草の中の虫を求めて歩き回っていました。
足尾銅山の精錬所から放出された亜硫酸ガスによって木々を失い荒廃した土地を耕し、木を植えることで、少しずつ生き物たちが戻ってきました。こうした様子を見ると、私たち人間を含め、森に生かされていることを実感する観察となりました。
子供たちが安心して暮らせる地球環境を守るために、温暖化にブレーキをかけ、生態系豊かな「母なる森」へと生長することを願い育樹活動を行っていきます。

